長さを測る作業。
当然これは木工に必須ですね。
メジャー(コンベックスとも呼ばれます。ステンレス製巻き尺のことですね。)
サシガネ(差し金。L字型の定規みたいなヤツ。大工さんが良く使うヤツ。)
これ、両方必要?片方で事は足りるんじゃないの?
はい、正解は両方必要です。
用途が違います。両方あった方が絶対作業効率が上がります。
簡単に言うと長い材料を測るときや全体の寸法を測るときに使うのがメジャーで、
部材に印を付けるときにつかうのがサシガネですね。

メジャーを買おうと思った時に最初に思ったのが、
「意外に高いな!」でした。みなさんはどうですか?
高いのだと1万円以上しますね。
そこで困ってしまいます。
高い方が性能も良いし機能も豊富なんだろうけど、
どこで妥協すればいいんだろう…。と、思いますよね。
結局は測れさえすれば問題ないのです。
なので、最低限の性能と機能があればそこが妥協点。を、紹介します。
・長さ3.5m以上(できれば5.5m)
・幅19㎜以上(できれば25㎜)
・ロック機能付き
・信頼の日本メーカーtajima
以上です。
〇長さ3.5m以上
DIY木工で造る場合、3.5m以上のもの作ります?
作るよ!って方は5.5mにしてください。
ホームセンターで材料を買ってくるサイズって1800㎜(1間幅)が多くなります。
手ごろなスケールだと2mってのがあるんですが、ちょっと足りない感じです。
天井の高さだって一般家庭だと2400~2700㎜くらいですね。
5.5m買っておけばいずれ買い替えなくて良いかもしれません。
〇幅19㎜以上
2mタイプのものだと13㎜が多いですね。
3.5だと半々くらい、5.5だとほぼ25㎜以上だと思います。
あまり細いタイプだと、長い距離測っているときにポキッと折れてイライラします。
もっと太いものも多いですが、太すぎると材料に印付けづらくなります。
〇ロック機能付き
これは必須です。巻き尺はバネの力で勝手に戻っちゃうんですが、それを止めるストッパー機能です。これがあるとないとでは作業効率に大きな影響が出ます。
ちなみにロック機能には2種類あって、
・ボタンを押すと止まるタイプと
・引っ張ったら勝手に止まって、ボタンを押すと巻き戻るタイプ
が、あります。これは好みですが、
「ボタンを押すと止まるタイプ」の方が無難です。
ちなみに私は勝手に止まる「セルフストップ機能」付きを1個目に買ったんですが、
木くずが入ってしまったのか、落とした時壊れたのか、勝手に止まらなくなりました。
両方混在して使ってると、どっちがどっちか分からなくなって混乱します。

〇信頼の日本メーカーtajima
やはり正確で壊れにくく長く使えます。
海外メーカーや格安メーカー使ったことありますが、長く使っていると㎜単位で狂ってきたり、壊れやすいです。
あ、あと、重要なのが、単位が㎜のタイプですね。
片側が㎜で片方が尺やインチ表示のものもありますが、
DIYではほとんど㎜でしか使わないですよね?
あ、サシガネの選び方はまた今度。