DIY初心者のための「材料えらび」~コースレッド編~

さて、道具はある程度揃ったでしょうか。

インパクトドライバーを手に入れる前提で、紹介していきます。

手動で行くよって方は「クギ」打ちになります。

手回しドライバーでやるよって方、きっと無理です。あきらめましょう。

あと必要な物は「材料」と「消耗品」ですね。

まずは接合部材つまり「ビス」ですね。

「木ネジ」「ビス」「コースレッド」「スリムビス」…

いろいろ言い方ありまして、厳密には違うものですが、

DIY初心者としては「同じもの」として考えて大丈夫です。

そのうち覚えると思います。

〇同じもの大量買い?たくさんの種類を少量買い?

よく使うコースレッドは箱買いがお得!

本来は接合部分の木材や強度によって使い分けた方が良いのですが、

DIY初心者は気にしなくて良いです。

「2~3種類を箱買い」一旦、これでOKです。

後は作る木工のサイズによって少しずつ買い足していきましょう。

「箱」には500本とか1000本とか入って数百円で売ってます。

少量だと袋に入って数十本とかで数百円で売ってます。

「箱買い」がお得です。

〇材質や太さなどは気にした方が良い?

材質で一番良いのは「ステンレス」です。少々高いです。

「安い箱買い製品」だとユニクロメッキとかクロムメッキ製が多いですね。

それで充分です。

太さに関してですが、単純に「太い方が接合力が強い」と思っていてOKです。

ですが、太いビスだと「木が割れてしまう」ことがあります。

「スリムビス(スリムレッド・スリムねじ)」には「先割れ」「フレキ」といった機能があり、木を割れにくくする性能があるものが多いです。※それでも割れますけどね。

DIY初心者が使う木材は2×4材や1×4材を使う機会が多くなります。

細くて柔らかい素材なので、結構割れてしまいます。

なので、DIY初心者が最初に買うべきビスは「スリムビス」をおススメします。

〇全ネジ?半ネジ?どっち?

全ネジ半ネジはメーカーによって異なる場合も

ネジには全体にネジ山が刻んである「全ネジ」と

途中までネジ山が刻んである「半ネジ」があります。

結論から言うと、DIY初心者のうちは気にしないで買ってきていいです。

実際には「全ネジの方が強度が強いが、材料の密着が弱いと隙間が生まれる」

「半ネジの方が強度は低いが、材料の密着度が強い」くらいの認識でOKです。

なぜならメーカーによって違いますが、「〇〇センチ以下は全ネジで、〇〇センチ以上は半ネジ」というふうに規格が決まっているケースが多く、わざわざいろんなメーカーを比較するまでの違いはDIYでは気にしなくて良いからです。

〇長さは何を基準に選べば良いの?

ネジの長さもミリ単位でたくさんの種類があります。

一般的には基準があるようで、

「取り付ける材料の厚み+20㎜以上」が最低基準なようです。

ある程度の強度を持たせるためには、

「取り付ける材料の厚み×2倍」を推奨する人もいます。

つまり、「ある程度の長さがあれば細かく気にしなくても大丈夫」って解釈できますね。

DIY初心者が一番使う木材は2×4(38㎜×89㎜)材か1×4(19㎜×89㎜)材、

そしてコンパネ(12㎜~15㎜)になると思われます。

つまり、

・1×4材を使うときは 19㎜+20㎜=39㎜~19㎜×2倍=38㎜

・2×4材を使うときは 38㎜+20㎜=58㎜~38㎜×2倍=76㎜

と、なります。

ですので、買うべき寸法はこの2種類に適したサイズ

・45㎜のスリムビス 全ネジ

・75㎜のスリムビス 半ネジ

この2種類で良いです。多少サイズ違っても問題ないです。

ホームセンターがおススメしている規格が41㎜の場合や、65㎜の場合もあるでしょう。

※ホームセンターのおススメというのは、大量に在庫があって目立つところに置いてある商品のことですよ。

では、最後におさらいです。

・箱買いすること。

・ステンレスがベストだが、メッキでも十分。

・「先割れ」タイプのスリムビス

・サイズは2種類、45㎜と75㎜ ※多少違っても大丈夫。

あなたが次に買うネジも、おそらく決まっています。

コンパネや1×4材など薄い材料を薄い木材に止めるための短いネジ。

25㎜~32㎜くらいのタイプになるでしょう。

これは箱買いじゃなく、少量の袋買いで良いですよ。

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