DIYの一つの憧れでもある「飾り棚」
それでは作ってみましょう。
今回は、
・なるべく簡単に
・手に入りやすい材料で
・アイディアと工夫でグレードアップできるタイプ
の「壁面飾り棚」の作り方を紹介します。
※細かい作業や道具の使い方はここではカットしますね。
はい、それでは「壁面飾り棚」のレシピです。
イメージはこんな感じです。
〇材料
・1×4材 45センチ4枚
・1×4材 30センチ2枚
・1×4材 端材 少々
1×4材6フィート(1820㎜)が2本あれば足りますね。
このレシピは横板(物を飾る棚)が幅45センチが2段
支え用の立て板(ブックエンド替わり)が高さ30センチ
に、なります。
これは本を飾る前提です。
単行本のサイズもいろいろありますが、
一般的な単行本のサイズが21センチ×15センチが多いため
それに合わせています。
飾りたいものの大きさによって変えてもいいですね。
1段目と2段目でサイズ変えてもカッコいいかもですね。
〇手順1
「1×4(45センチ)2枚を貼り合わせ板材にします。」
※もちろん最初から板材を用意してもいいです。
1×4材を貼り合わせる方法はいろいろありますが、
ここでは3種類の方法を紹介します。
念のため木工用ボンドは必須とします。
ボンドだけでもくっつきますが…。
①波釘でつなぐ
板材をつなぐための材料で「波釘(なみくぎ)」というのが売っています。
その名の通り波状のクギです。
使い方は簡単で、結合部分に打ち込むだけです。
それほど目立ちませんのでこれでもOKです。
◎波釘の注意点
波釘は「木口」に打ち込むものです。
繊維を切るように打つのは「カスガイ釘」です。
1×4材(SPF)だと割れることもあります。
一気に打たないで、ゆっくり打ちましょう。
「やばいかも!」と思ったら止めてもOKです。
②深めにドリル穴を空けてコースレッドで止める
これは覚えておくといろいろ便利ですよ。
まぁまぁ難しいです。
ビスを打つための穴を「座ぐり」と言います。
ビスはスリムビスの75か、90にしましょう。
ロングビットが必須ですね。
◎「座ぐり」の注意点
とにかく「真っすぐ穴をあけて、まっすぐビスを打つ」
これに尽きます。
ドリルでの穴あけは結構真っすぐあけられると思いますが、
ビスが結構斜めになってしまいます。
「ビスをまっすぐ打つコツ」覚えていますか?
そうです。「下穴をあける」です。
③ダボ接合する。
これは一見簡単、やってみると難しいです。
作業自体は簡単です。
両方の部材にダボ穴をあけて、ダボで接合。
これだけです。
しかし、まったく同じ位置にダボ穴あけるのが結構難しいんですよ。
しっかり測って印付けたはずなのに、1~2㎜ズレちゃう。
そのために「ダボピン」という印付け専用の道具も売ってます。
自分にはダボ接合が合ってるな。
と、思ったら買ってもいいかもしれませんね。
〇手順2
「材料を組み立てる」
さて、手元には
・1×4 30センチ 2枚
・1×4貼り合わせ板 45センチ×17.8センチ 2枚
・1×4 端材 少々
ですね。
ん?端材は?
これは「棚受け」に使います。
ちょっとカッコつけて三角形にしましょうか。
斜めカットです。
ただの棚受けですので、少しくらい角度ミスっても大丈夫です。
100円ショップの棚受け使ってもいいですよ。
〇手順3
「壁面に取り付ける」
それでは壁面にとりつけましょう。
ビスで打ちます。
壁は石膏ボード+ビニールクロスですか?
家の構造は木造ですか?
下地や柱、筋交いの位置分かりますか?
賃貸でビス打ちたくない人いますか?
困りましたね。
すいません。そういった方は別途対応方法を紹介します。
いかがですか?
色を塗るとカッコいい感じになりそうですよね?
ビスの頭見えるのカッコ悪いなぁと思ったあなた!
センスありますね。
ビス頭の隠し方はまた今度紹介しましょう。