
「電動工具は高いし、難しそうだから後で買うことにしようかな…?」
いや、最初から買いましょう!
それが私の結論です。
DIYを挫折する人の理由の多くは
「木を切ったり、釘を打つのが思ったより大変で難しい」ではないでしょうか。
確かに電動工具は「危険で扱いに慣れるまで大変」という側面はあります。
それでも慣れて扱えるようになってきたら、楽しくてもう病みつきになると思いますよ。
ということで、インパクトドライバーをおススメしたいんですが…。
価格が性能によってピンキリなので、「〇〇メーカーの〇〇を買ってください」って
言いづらいんすよね。
なので、私がDIY始めたころに選んだポイントと数年経って少しは慣れてきた今選ぶべきポイントの両方の側面から、「これだけは押さえておくべきポイント」を紹介していきますね。
〇インパクトドライバーとドリルドライバーどっちを買うべき?

まず前提ですが、どっちを選ぶべきか迷っている方がいたら正解は
「インパクトドライバー」1択で良いです。
電動工具に関しては「スペックが高すぎて使いこなせなくて持て余す」ってことはないです。使わない機能がたくさんあっても意味ないこともあるかもしれませんが、性能が高すぎても大丈夫です。「大は小を兼ねる」です。
もし、「家電の修理とかでドリルドライバー結構つかうんだよなぁ」という人がいたら、それ用に別途買ってくださいませ。
木工はインパクトドライバーに任せましょう。
〇バッテリー式とコード式どっちを選ぶべき?
「バッテリー式は高くて、コード式は安い」
それはそうなのですが、ここは迷わず「バッテリー式」にしましょう。
価格以外でコード式を買う理由はありません。バッテリー式の圧勝です。
〇メーカー選びは重要?
うーん、これは難しいですが、結論としては「重要」です。
ただしこれは「バッテリー式を選んだならば」という条件付きです。
電動工具って「価格が高い」のですが、一番高いのはバッテリー部分です。
各メーカーは「バッテリーなしモデル」も用意していますが、バッテリーなしだとかなり安くなっています。
DIY初心者が用意すべき電動工具でも「インパクトドライバー」と「電動丸ノコ」を最低でもおススメしていますが、メーカーが同じだと「バッテリーを使いまわし」できるからです。
今後ほかの電動工具が欲しくなったとしても、バッテリーを使いまわせば、かなり買いやすくなりますよ。
〇気にした方が良いスペック(性能)は?
・バッテリー容量
おすすめは「14.4V」です。ですが、これは予算次第ではあります。
18Vはプロの大工さんたちも普通に使うハイスペックでパワーも強いですが、
その分高価な製品が多いです。
さきほども紹介したとおり、バッテリーを使い回せば購入コストを抑えられます。
14.4Vは性能も申し分なく、製品ラインナップも豊富なのでおススメなのです。
・トルク(締め付け回転の強さ)
120Nm~140NmあればDIY木工作業には問題ないです。
インパクトドライバーは基本的にトリガーひとつで力の調整をします。
慣れたら簡単なのですが、ほんのちょっとの力加減で急に回転してしまうなど
最初のうちは結構怖いと思います。
製品によっては「高速」と「低速」などの調整機能が付いているものもあります。
・重さは
インパクトドライバーは結構重いです。
「〇〇グラムの物」という基準で選ぶのではなく、ホームセンターで実際持ってみた感じで決めるべきです。
女子や非力な方は使いづらいかもしれません。
実は重さの大半はバッテリーなんです。
重くて使いづらいなぁと思ったら、小さいバッテリーのものを選んでも良いかもしれませんね。