「違い棚」って知ってますか?
和室の床の間などにある段違いの棚のことです。
和室用語ですね。
ですが、これを知っているとDIYがすごくオシャレになるんです。
・見た目がカッコよくなる
・実用性が増す
・アイディアは無限大!
今回は、そのまま使っても良いのですが、
木工家具の一部として使うとカッコいいので
レシピ通り作るというより、
「今作ろうと思ってる棚に取り入れる」
って感じで考えた方がピンとくるはずです。
〇材料
・1×4 420㎜×2本
・1×4 400㎜×2本
・1×4 200㎜×2本
※このうち1本は仮組して採寸してから切っても良いです。
なぜならズレるかもしれないから…
・1×4 100㎜×1本
※サイズはあくまで参考例として考えてください。
〇手順その①
・420㎜と400㎜を1本ずつ使って「L字」を2組作ります。
※違い棚もダボ止めしたい場合は2組ですが、
結構面倒なので、違い棚はビスで止めるという方は「箱」にしてもOKです。
今回は、ビス頭が見えないように
「ダボ止め」してみましょう。
注意点は「ダボ用の穴を正確にあける」ことだけです。
ホームセンターに行けば
「ダボ用ポンチ」というものが売っているので、
心配な方は買っても損はないと思います。
順番が重要ですよ。
・ダボ穴を2つあける
・ボンドを塗る
・ダボを打ち込む
・組み立てる
の順番です。
注意点が2つ。
①組み立てるときはゴムハンマーなどで
しっかりと圧着させてください。
ゴムハンマーがない人は、
「当て木」をして材料が傷つかないように。
②スコヤなどで直角を確認してください。
直角の状態でボンドが乾くまでしっかり固定。
ボンドが乾いちゃうと、もう調整不可ですよ。
それを4か所繰り返せば「箱」の出来上がりです。
〇手順その2
・違い棚を作る
基本的な作業は手順①と変わりません。
こちらもダボで継いでみましょう。
正確な寸法で正確な施工が出来た方は、
箱の内寸が402㎜に計算上なっているはずです。
200㎜の棚だと2㎜余る計算になるので、
ちょっとガタガタしますか?
それがイヤな方は片方の寸法を202㎜にしましょう。
200㎜のまま作っても、それほど気にならないかもしれませんよ。
仮組みして確かめてみましょう。
〇手順その3
・最後の組み立てです。
手順通りならば、
「L字2組」と「違い棚1組」になっているはずです。
・仮組をする
・寸法を測って墨付けする
・ボンドを塗って、ダボを打って、組み立てる
完成です。
◎アレンジレシピ
①手順2「違い棚」をそのまま壁に!
②さらに棚を足して、幾何学模様風の棚に!
③フックを付けたり、丸棒を使ったりさらにアレンジ!
和風っぽくもあり、洋風っぽくもあり、
オリエンタルな雰囲気も醸し出して、
なんかオシャレになりそうですね。
いかがですか?
まさにアイディアは無限大!
こういうのが出来るのは
まさにDIYの醍醐味ですね。