「DIYで使う工具は目的によって異なりますので、
あなたの目的を明確にしましょう!」
と、言われたあなた。明確に出来ますか?
そう言われてもなかなか難しいですよね。
「とりあえず簡単な収納棚作りたいなぁ。」
「いずれは自分の部屋をリフォームしたいなぁ。」
「簡単にオシャレにプチリメイクしたいんだけど。」
「ウッドデッキ自分で作れたらいいなぁ。」
「古い家具を使えるように再生したい!」
そうですよね。
色々やってみたいと思ってはいるけど、具体的に何って言われても…。
と、いうことで
①オシャレにプチリメイク
②木工で家具を作る
③部屋を丸ごとリフォーム
④ウッドデッキや小さな小屋などの大工仕事
・・・
とりあえず②の木工家具を目的にしましょう。
木工家具を作るために最低限必要な工具を揃え、使い方に慣れてきたら
いずれ丸ごとリフォームや大工仕事にもトライできるでしょう。
工具の使い方さえ覚えれば、オシャレなリメイクはあなたのセンスとアイデアでどうとでもなるでしょう。

はい。
目的が決まりました。
「木工家具を作ってみよう!」です。パチパチ!
よし、ホームセンターに行って工具の下見して来よう!
…
…
はい、ここでまたしても挫折です。
工具ありすぎてどれ選んでいいか分からない。
勇気を出して店員さんに聞いてみました。
そしたら、また例の質問が…
「目的は何ですか?」
「…いや、DIYで木工家具を少々…」
「ハンドツールですか?パワーツールですか?大きさはどれくらいですか?作業場所は広いですか?騒音は大丈夫ですか?塗装はしますか?用途は?材料は?予算は?」
「…すいません。また来ます…」
ちょっとだけ行くの早かったですね。
ほんの少しだけ予備知識入れてから行きましょう。
ちなみに工具はネットで買っても良いのですが、初心者の場合はホームセンターに足を運ぶことをおススメします。
持ってみたときの感触や重さ、カッコよさ(コレ結構重要ですよ。)を、体験するためです。
はい。
では、最初に買うべき工具を紹介する前にちょっとだけ。
「初心者はハンドツール(手道具)とパワーツール(電動工具)どっち買ったらいいの?」
答えは両方です。
「電動工具あれば、ノコギリとかカナヅチいらないんじゃないの?疲れるし。」
いえ、用途が違うので使う場面は必ず来ます。
<ハンドツールの特徴>
・細かい作業ができる。
・自分の力で調整できる。
・比較的安全
※疲れる。時間がかかる。大工さんのように上手にできない。といったデメリットも。
<電動工具の特徴>
・とにかく作業が速い。
・大量に作業できる。
・(比較的)仕上げがキレイになる。
※使い方間違うと事故になる危険性も。うるさい。ゴミが大量に出る。といったデメリットも。

おっと。最初に買うべき工具の話はまた今度にしましょう。
失礼しました。