インパクトドライバーでコースレッド打ってますか?
あの、ギューーンって入って、
ガガガッて感じる振動、なんとも言えない感触ですよね。
ということで、
DIY初心者が組み立てをするときの大半は
「ビスを打つ」ですよね。
そして、慣れてくると、
表面に出た「ビスの頭」ってカッコ悪く感じてきますよね。
はい、ということで、
「ビスの頭を目立たせないテクニック」を
紹介していきます。
「初心者にもできる」ってところがポイントなので、
難しいテクニックは紹介しませんのでご安心ください。
①ダボで隠す
最もメジャーな方法で、
活用している方も多いのではないでしょうか。
・8㎜or10㎜の穴をあける
・ビスを打つ
・ダボを打つ
・はみ出たダボを切る
・ヤスリがけ
完成です。
簡単です。
穴の直径は、材料の厚みや持っている道具の種類で
適当に選んで構いません。
当然なるべく細い方が目立たないですよね。
ビスの頭の直径、ドライバービットの太さ、持っているダボの太さ
で、決まると思います。
ここで必須な工具がありますので、
ぜひ購入をおすすめします。
「アサリ無しノコギリ」です。
ダボをよく使う方は当然のように買いましょう。
※1点だけ注意点です。
「ダボ穴にボンドを入れるか?」
ほとんどの方が「入れる」と説明しているかと思います。
私はちょっと反対です。
「ボンドを入れてしまうと解体が困難」
だからです。
絶対解体しない!という自信があったら構いません。
しかし、壁に直接取り付けるような棚の場合は…。
もう使わない家具だけど、高くて質の良い天板だったから
材料としてリサイクルしたい…。
そんなこと、あるかもしれませんよね?
②木パテで埋める
インパクトドライバーでの打ち終わりで、
いつもより1~2㎜ほど深く打ち込みます。
その窪みをパテで埋めるのです。
意外に目立たなくなります。
しかし、色が乗りにくいです。
ペンキを厚塗りすると大丈夫ですが、
ステインやニス系だと逆に目立つかもしれません。
③色付きのコースレッドを打つ
白や黒に塗装されたビスが売ってます。
それを使って、あえてビス頭を見せて武骨な感じに仕上げる。
という感じでしょうか。
わたしも使ったことがありますが、
インパクトドライバーで打つと
少なからずネジ頭が削れて金属部分が見えちゃうんですよね。
結局カッコ悪くなっちゃいました。
④椅子ビョウ、太鼓ビョウで隠す
「表面に模様や色がついた画びょう」といった物が売ってます。
椅子の座面や、太鼓の革を打つためのビョウですね。
こちらも
「あえて見せることで逆にアクセントにしちゃう」
という感じですね。
これは結構おススメです。
使いどころが肝心ですがカッコいい仕上がりになります。
ピッタリ真っすぐそろってないと逆にカッコ悪いので
マスキングテープなどで印を付けてから打つのがいいでしょう。
⑤シールで隠す。
安いカラーボックスとかによくついている丸いシールですね。
剥がれるし、逆にカッコ悪いのでやめましょう。
⑥ワンポイントで「何か」貼る
ボタンや、コイン、タイルなどを貼って隠す。
太鼓ビョウと同じような考えですが、
ワンポイントだからカッコいいのであって、
全部のビス頭にコインなどが貼ってあったら、
やはり不自然です。
使いどころが肝心ですね。
⑦化粧キャップを使う。
ビス頭を隠すための専用のキャップが売ってます。
安いカラーボックスなどにたまについてますね。
あれってカッコいいですか?
私は嫌いです。
カラーボックスならいいですが、DIYには…という意味で。
そんなところでしょうか。
他によい方法あったら是非ご紹介ください。
私が最も使うやり方は、
①のダボですね。
「ダボだったら見えてもいいや」
くらいの気持ちです。
④のビョウを打つが2位ですね。
これはデザイン次第です。
ちなみに、今回あえて紹介していない方法がいくつかあります。
「隠し釘」
これは確かに目立ちませんが、強度がないため、
木工家具の組み立てで使う物ではありません。
「ビス頭を切る」
これも確かに若干目立たなくなりますが、
解体不可能になります。
「頭なしのクギを打つ」
ビスが前提です。
「金具を使う」
ビスが前提です。
他に、
「ビスケットジョイント」
「相継ぎなどの大工さんの技」
などは、初心者にはちょっとハードルが高いと判断しました。
いかがですか?
ベストな方法はないです。
どんな場面で使うかがポイントです。
あなたのセンスでアイディアは無限大ですね。